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【9303】　[日活スチール：ホ] 母娘監禁　牝＜めす＞　プロモーションスチール　［モノクロ/PR版1枚］

1987年制作
監督：斉藤水丸（斉藤信幸）
主演：前川麻子
内容：白黒1枚
サイズ：12cm×16.5cm
※ピン跡なし
☆ポスターでは右下のところに、おそらく主役の前川麻子だろう女性のベットシーンの一部を合成で組み入れているが、このスチールはそのカットの全体像を焼き増しした生写真。つまりポスターとしては男優はいらないと、合成時に消されてしまったスチールの正規カットとなる。
映倫マークが入っていないので、非公式の宣材物と思われる。当時は、宣伝スチール写真は映倫マークや、日活マークや映画タイトルを入れなければ宣伝物として認可されないはずで、映画会社も劇場もこういうものは原則的には使ってはいけないはずなので、なぜこういう生写真という形のものが存在したのかは、不明。
ある意味、貴重な品かもしれません。

☆原作は西村望の短編小説「紡がれる」。小説の方は母と娘が同じ場所で同じ男に輪姦されるという、実際に起こった事件をモチーフにしたものだが、本作では脚本の荒井晴彦がシチュエーションだけを借り、娘の視点からの、同じ男に輪姦された自分と母の女の部分の切なさを、独自の物語として描いている。
青春しているクラスメートたちはウザい、世の中を生きていくのは気怠い、そう思い続けている女子高生3人組。学校には当然行かず、ぶらぶらとしている。今日の3人の待ち合わせ場所。1人の少女がそこへ着くと、目の前に1人が空から降ってきた。飛び降り自殺だった。と、同時に空から舞ってきたチラシ。あるテレクラの宣伝チラシだった。それを掴んだ少女はその場を離れ、そのテレクラに電話してみる。そして1人の男と出会い、そのままホテルへと向かった。少女は処女だった。そしてそのまま男の部屋に居ついてしまう。学校も、家も知らないと、少女はふしだらな毎日を男と過ごす。そして気が付いたら男の言い成りのまま、客を取らされるコールガールのようなことをやらされていた。そして客のもっと他の女はいないのかというリクエストで、もう1人の少女を誘いこんでしまう。やがて男の要求や監禁・監視はさらにエスカレートしていき、さすがに値を上げた少女は家に助けを求めて電話をしてしまった。そして彼女を救いにやって来た母は、少女が男に監禁され何度も犯されたその同じ部屋で、その男に…。
主役の少女を演じるのは、森田芳光監督の『家族ゲーム』などに出演していた前川麻子。これが日活初出演となる。彼女、自ら劇団を立ち上げ、そこでは作、演出、主演をこなし、また一方では「ヒステリック・アサコ・バンド」なるロックバンドも率い、ボーカルを務めるなど、多才に活動している人だった。

☆宣伝用スチール写真というのは、基本的に映画会社がその映画の宣伝用にマスコミや上映館などに配布するもので、あまり一般には出回らないものです。
在庫1枚につき、早い者勝ち！

☆在庫数　あと1個

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