[新東宝ポスター:ニ] 日本拷問刑罰史
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【6397】 [新東宝ポスター:ニ] 日本拷問刑罰史
1964年制作
監督:小森白
主演:徳大寺君枝
※画像のように、折り目皺が多め。
☆日本では古代から、犯罪抑制のため重い刑罰が設置されていた。戦国時代、城主を失うと妻子や家来たちを「叛臣の一族」として串刺しの刑にした。江戸時代は火事に対する戒めが強く、火をつけたと疑われただけで鞭打ち責め、石抱き責めなどを行い、自白すれば市中引き回しの上、火をつけて焼かれてしまう。そんな日本で行われた拷問と刑罰を、いくつかのオムニバスで描いたのが本作。
可憐な町娘が放火の疑いで捕らわれ、ほぼ裸や腰巻き一枚の状態にされ、残酷な拷問で無実の罪を自白し火あぶりにされてしまう。またキリシタンの娘は豊かな乳房を強く縄で結ばれ、三角木馬に跨がらせたり、女盗賊が捕らわれて海老攻めからの磔(はりつけ)で処刑されたりと、死に結びつく刑罰を当たり前のように行われてきた。
時代考証家の名和弓雄氏が刑罰という名の拷問を描いた原作を、吉田義昭(吉田貴彰)氏が脚本、小森白監督が女性中心の残酷ものとして演出した、初期のピンク映画が本作です。なお本作で町娘を演じた森美紗さんはその後、梓映子と改名してTVや映画に活躍した。
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