【CINEPO.com】 40年以上の“時”を超えたポルノ映画ポスターからBL映画ビデオまで、あるといいな！があります。

【6326】　[新東宝ポスター：ヒ] 人妻凌辱（りょうじょく）

1984年制作
監督：小水一男
出演：萩尾なおみ

☆本作公開当時、社会問題となっていたサラ金による過剰な金利と取り立てを背景に、ひとりの主婦の転落を描く。気軽にサラ金から金を借りた若夫婦。金利がどんどんかさんで、とてもじゃないが返済できない金額になってしまっていた。毎日取り立て屋がやって来て、わめき散らす。夫は今日1日分の金利の代わりとして仕方なく自宅を離れ、その間に妻はその取り立て屋に犯されてしまう。とりあえず今日は満足した取り立て屋は、弁護士を間に入れないと毎日こうなるよと、ある弁護士を紹介する。妻は屈辱を引きずりながら、その弁護士を訪ねると、弁護士も悪徳サラ金業者と裏で繋がっていて、風俗で働けなどと言いながら、彼女を犯してしまう。どうしようもない状況に追い込まれた夫婦。ついに夫は自死を選択してしまい、妻はそれでも生き残るために、取り立て屋を利用してサラ金店を運営する組へ向かうが…。
当時のサラ金地獄の中であえぐ女性の姿を扱った作品は、ロマンポルノをはじめ、ピンク映画の題材になりやすかったのか、よく作られた。それほど深刻な社会問題でもあったのだ。本作もそのひとつだが、ヤクザ絡みの題材であるゆえに、男優が重要なポジションを占める作りにならざるを得なかった。本作でも、佐野和宏、下元史朗、大杉漣という芸達者が脇を占めている。

☆在庫数　あと9個

関連作品

[新東宝スチール：ヒ] 人妻凌辱（りょうじょく）　［モノクロ/S版6枚］

[新東宝プレス：ヒ] 人妻凌辱（りょうじょく）

▲上へ戻る