[新東宝ポスター:サ] 残忍連続強漢魔
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【6220】 [新東宝ポスター:サ] 残忍連続強漢魔
1978年制作
監督:若松孝二
出演:野口美沙
☆軍隊に対して猛烈に憧れのある2人の若者。迷彩服を着て、目深にアーミーハットをかぶり、ジープを乗り回す。なぜそんなに軍隊や戦争に憧れるのか。なぜならそこでは、暴漢、強奪、殺人が合法として認められているからだ。いや、むしろ、それをやればやるほど英雄として崇められるのだ。そんな憧れへの思いがピークに達し、2人はもうその衝動が抑えられなくなった。手に入れた日本刀とライフルを持って、次から次と女を襲い、むちゃくちゃに強姦し、気絶するまで犯し続け、そして最後には殺してしまう。2人の男はそうして、もう狂ったように獲物を探し、ターゲットを増やし続けた。ある日、夜明け前の海岸で、いつものように女を強姦していると、1人の老人が現れた。おまえたちは人殺しが好きか、戦争が好きか、だが軍国主義の非情な恐ろしさは何ひとつ知ってはいないだろうと言い、彼らの前で服をはだけて、半裸になった。そこには弾痕や刀傷がむごたらしく刻まれていて…。
凄まじいまでの軍国主義への怒りに満ちた、若松孝二監督の執念が炸裂する作品。女優は出てきて、犯されて、殺される、ただそれだけで8人が出演している。飯島洋一と清水章が演じる軍隊フェチの2人のハングレ男に、70年代も終わりに近づき、社会全体があの戦争を歴史として捉えるようになってきたことへの怒りを、象徴させているのだろう。しかし、いくら当時と言えども、この作品を3本立てのピンク映画館で見た客はどう思ったのだろうか…。
☆在庫数 売り切れ
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