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【4930】　[新日ポスター：チ] 痴漢電車　女が牝になる時

2009年制作
監督：工藤雅典
出演：鈴木杏里、藍山みなみ

☆通勤の電車内でサラリーマンの男は、清楚な女性が痴漢されているのに気付く。勇気を振り絞って「やめろ！」と痴漢の腕を掴む。社内の視線が一斉に集まる中、電車は停車しドアが開くと、その一瞬に痴漢も被害者の女性もホームに飛び出していく。やがてドアが閉まり、男は一人取り残されたように他の乗客の視線にさらされてしまう。何か釈然としないまま男は家にたどり着くと、血の繋がりがない叔母が訪ねてきていた。叔母は離婚したのでしばらく泊めてくれないかという。その夜、痴漢のシーンを思い出しムラムラした男は、思わず叔母に迫り、叔母はそれを受け入れた。しかしその日以来、男はあの清楚な女性のことが気になって仕方がなかった。一目惚れしてしまったのかもしれない。そしてある日、男はその女性と再会する。そして衝撃的な告白を受ける。私はあるバイセクシャルな女性とずっと肉体関係にあり、彼女を愛しているのであなたとは付き合えないと。そしてその相手が、離婚した男の伯母だと分かり…。
単なる男と女の痴漢電車物にしないで、そこにLBGT的な視点を組み入れた、2009年当たりでは画期的な作品だったと言えるかも。ただそれがピンク映画として当時の観客にどう受け止められたのかは、分からないが…。ある意味、凝った作品作りに定評のある工藤監督ならではとも言えるかもしれない。

☆在庫数　あと6個

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