[日活ポスター:ア] 哀愁のサーキット
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【3840】 [日活ポスター:ア] 哀愁のサーキット
1972年制作
監督:村川透
主演:峰岸隆之介(現・峰岸徹)、木山佳
☆村川透監督の監督作3作目でロマンポルノ時代最後の作品で、秒速に命をかけるプロレーサーと芸能界に生きる女性歌手との悲恋を描いた作品。その内容は1969年に実際にあったカーレーサーの福澤幸雄さんと歌手の小川知子さんの逸話を参考にしている。
満田和郎はプロレーサーとして、今や若者のアイドル的存在であった。ある日、和郎は、朝焼けに染まった渚で、歌手の榊ナオミが、自分のレコードを海へ投げ込んでいるのに出会う。翌日、知り合いの哲也から、和郎に電話がかかってきた。オートバイで勝負をして、和郎が勝てば、哲也の恋人の洋子を抱かせ、哲也が勝てぱ和郎の愛車をもらうというのである。和郎は心よく挑戦を受け、無謀のようなレースが始まった。が、結果は和郎が勝ち、意気揚楊と洋子をマンションへ連れ帰った。数日後、小さな公園で和郎はふたたびナオミに会った。二人は顔を見合せて笑った。どちからともなく二人は手を結び…。
監督の村川によると、正月映画のため女性向けということでやわらかく撮った作品ということだが、実は主演の峰岸徹と木山圭を自分の家に泊めて恋愛関係にさせ、公然と謳ってはいないものの1976年の『愛のコリーダ』に先駆けて、カメラの前で実際にセックスをしたハードコアポルノ作品であるという。なお後の岡本麗が、別名でヌードモデルとして出演している。
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