[日活ポスター:ツ] 「妻たちの午後は」より 官能の檻
CINEPO.com > 日活ポスター(サ・タ行) > [日活ポスター:ツ] 「妻たちの午後は」より 官能の檻
【3788】 [日活ポスター:ツ] 「妻たちの午後は」より 官能の檻
1976年制作
監督:西村昭五郎
主演:宮下順子、北斗レミカ
☆女性の立場から官能的な女性の性を描き、当時大人気だった中山あい子の小説を映画化した、76年(昭和51年)のゴールデンウィーク公開作品。
不満もなく、また満ち足りることもない毎日を送る、どこにでもいそうな普通の主婦。彼女の元に学生時代の友人が訪ねてきた。彼女は不倫をしていて、その浮気のために年に何度かは上京しているという。その相手を聞いて女は驚いた。二人が学生時代、キャーキャー言っていた陸上選手の同級生だった。彼は陸上を引退した後、目標を失い自堕落な生活を送っているとのこと。「本気なの?」女の質問に彼女は「本気と浮気のあいだ。その間を頼りなく揺れている感じ」と平然と言ってのけた。数日して女は、その友人が家に戻ったことを確かめてから、男に会いに行った。昔の面影すらない覇気のない男になっていたが、何故か女はその姿に惹かれてしまい、身体を投げ出してしまう。やがて友人の夫から連絡があり、彼女が失踪したという。あの男の元だと直感した女は、男の部屋へ再び向かうが…。
女性視点で女の情念や業を丁寧に描いた、文芸ポルノといった趣の作品だ。
☆在庫数 売り切れ
(税込)
|
関連作品
[日活スチール:ツ] 「妻たちの午後は」より 官能の檻 [モノクロ/S版8枚組/袋付] |