[日活ポスター:シ] 女子大生 モーテル歌麿遊び
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【3070】 [日活ポスター:シ] 女子大生 モーテル歌麿遊び
1975年制作
監督:磯見忠彦
出演:内藤杏子、有川美穂子
☆当時の地方出身で東京の大学に通う女子大生たちは、今のようにワンルームマンションなどに住むのではなく、学校の女子寮に住むというのが一般的だった。親の経済的な理由もさることながら、女子学生が独り暮らしをするような賃貸物件そのものがなかったからだ。
そんな女子大の寮に住む仲良し4人は、親元を離れた解放感と、東京での自由で刺激的な生活を楽しんでいた。世の中、女性の性の解放が声高に語られだした頃、4人もその風潮に乗り遅れまいと、フリーSEXを楽しんでいた。寮の管理人のハイミスな女性は、そんな現代的な彼女たちに厳しく当たりながらも、羨ましくてたまらない。奥手な性格に、古い女性観も残っていて、割り切って遊べなく、一人自分の部屋でバイブオナニー三昧の日々だ。そんなある日、バイトが忙しい1人をおいて残りの3人は、ディスコで渋い中年の男を逆ナンした。男は、じゃ今から、目黒エンペラーに連れていってやるから、女3男1の4Pをしようぜと言う。彼女たちは興味津々で付いていって、朝までたっぷりお楽しみ。そんな彼女たちにもいよいよ卒業の時期が近付いてきて…。
いわゆる性行動最先端女子たちの、青春真っ盛りの群像劇だが、注目すべきなのは、当時の最高級ラブホテルとして有名だった「ホテル目黒エンペラー」が撮影に全面協力して、ポスターにもその外観がバーンと写り込んでいることである。目黒エンペラーというのは、連れ込み旅館とか言われた男女の人目を避けるような逢瀬の場所を、派手で豪華な内装、清潔感と遊び心を取り入れ、女性がそこに行くことに抵抗感をなくすようにした、いわゆるラブホテルやファッションホテルの先駆けで、目黒エンペラーの事業としての成功が、全国各地に広がり、その後の女性たちの性意識に大きな役割を果たしたことは間違いない。そういう意味から言うと、この作品は貴重な歴史の証言になるのかもしれない。
☆在庫数 あと2個
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