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【2652】　[大蔵スチール：ハ] はめられて　［モノクロ/S版5枚］

1990年制作
監督：小川和久（小川欽也）
原作：三条まゆみ
出演：小川真実、水鳥川彩、織本かおる、武藤樹一郎
内容：白黒5枚
サイズ：12cm×16.5cm
※3枚にピン跡あり

☆2001年に大蔵映画は、製作・配給部門を系列子会社・オーピー映画に移行し、そこでOPピクチャーズと統一して製作と配給を行っている。よってこのスチールは大蔵映画時代のものだ。
スチールには映倫マークや作品名が入っておらず、裏面にタイトルゴム印が押されて、ネガ番号を表しているのであろう記号が書かれているだけというものなので（画像参照）、おそらく当時の大蔵映画ではスチールを希望する劇場にだけ、映倫の審査を通さずに焼き増しした物を配布していたのではなかろうか。
どちらにしても90年代初頭の大蔵映画作品を知ることの出来る貴重なものであるのは間違いない。
大蔵映画の看板スター女優であった三条まゆみは、1988年に女優引退後も、大蔵映画にはしばらくスタッフとして関わり、91年に本作で映画原作者として久し振りにスクリーンに名前が登場することになる。93年には脚本も書き、脚本家としてもデビューするが、スタッフとしてクレジットされたのは結局この2本のみで、やがて成人映画界から去っていくことになる。そういう意味から、このスチールは極めて貴重なものといえるかもしれない。
なお、裏面に記されているタイトル印は『痴漢電車　はめられて』と『はめられて』の2つが押されてあり、そこから推測するとおそらく本作は、最初は痴漢電車物として企画されたが、すべてが完成した後で「痴漢電車」がタイトルから外されたのであろう。何故外されたのかは不明だが、スチールにもこの2タイトルが記されているということは、ひょっとするとポスターも『痴漢電車　はめられて』で作られ、その後『はめられて』に作り直された可能性はある。もし廃棄されたであろう『痴漢電車〜』の方が残っていたら、それこそ超貴重品なのだが…（画像参照）。

☆宣伝用スチール写真というのは、基本的に映画会社がその映画の宣伝用にマスコミや上映館などに配布するもので、あまり一般には出回らないものです。
在庫1セットに付き、早い者勝ち！

☆在庫数　あと1個

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