[ユーズド本:ウ] 美しい部屋は空っぽ[中古本]
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【1839】 [ユーズド本:ウ] 美しい部屋は空っぽ[中古本]
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『美しい部屋は空っぽ』[中古本]
原題:THE BEAUTIFUL ROOM IS EMPTY
筆者:エドマンド・ホワイト
訳者:柿沼瑛子
発行:早川書房 1990年初版本
ハードカバー単行本
発行時定価1700円
※帯の紹介文より
シカゴからニューヨークのストリートへ
大人になったぼくが繰り広げる
ヒップでポップな性的冒険の数々
☆作者のエドマンド・ホワイトは1940年生まれで、ゲイであることをカムアウトして、60年代から70年代、そして80年代へと至る間のアメリカでの同性愛者への差別や偏見などを背景にしたゲイたちの生き様を3部作として発表している小説家で、本作はその3部作の2作目に当たる。物語のラストには、70年代のゲイ・リベレーションの嚆矢となる、1969年6月27日深夜(正確には翌28日の午前1時20分頃)の「ストーンウォール事件」が描かれている。
この「ストーンウォール事件」とは、ゲイ文化のターニングポイントになった事件で、それまでゲイをはじめとした「少数性愛者(LGBTQ+)」は特殊な存在(異常者)でバカにしていい存在だと認識されており、当時のNY警察官たちはちょっとした事件があると犯人は彼らだと決めつけて逮捕したり、周囲に身元をバラすと脅迫してお金をせびったり、挙句の果てにはストレス発散の相手だと暴力行為を行っていた。これに対しはじめて警官たちに反逆した行為がこの「ストーンウォール事件」で現在では『ストーンウォールの反乱』と呼ばれている。この行為は「ゲイ解放運動」として一気に広がりを見せ、LGBTQ+の歴史において象徴的な出来事とされた。翌年にはストーンウォール1周年を記念した大々的なデモ行進も行われ、現在のプライドパレードへと至っている(この事件現場となったストーンウォール・インが「プライドが始まった場所」と称される所以)。
詳細の書かれたこの本は経年による汚れなどがあり、決して美麗本ではないが、保存状態は良いです。
☆在庫数 あと1個
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