[映画DVD:キ] KYOKOの体験 ザ・本番

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【1703】 [映画DVD:キ] KYOKOの体験 ザ・本番
フィリピンのスモーキーバレーで生きる古戸もたちを描いたドキュメンタリー映画「忘れられた子供たち」で数々の映画賞を受賞した四ノ宮浩監督作品。主人公は3人のKYOKO。それぞれの独立したストーリーを微妙にニアミスさせながら構成される。様々な国の音楽がBGMに使われる。この時から四ノ宮の目は世界へと向いていたのかもしれない。
23才のホステスKYOKO(A)がカフェでくつろいでいる。その後ろで、ストーカー男ともめる20才の女子大生ホテトルKYOKO(B)。夜、街を歩くBにスカウト野郎が声をかけるが失敗。今度は、幼い感じの娘に声をかけるが、また逃げられてしまう。この娘が18才のKYOKO(C)。街をふらふら歩いているCは横断歩道で車にひかれそうになる。怒鳴った男は、車をとばして女の家に行く。
その家で待っているのはA。男はAと事をすませるとさっさと帰ってしまう。ベランダから男の車を淋しそうに見つめるA。そのAの姿を双眼鏡で覗きながら似顔絵を描いているのはC。Cの似顔絵コレクションの中には、さっき声をかけてきたスカウト野郎の絵もあった。
Cはその男が気になって街を探しに行く。男を見つけたCは男に気づかれるように目の前をうろうろする。Cに気づいた男は声をかける。そうしてCの家に居着くスカウト男。
一方、Aの家では些細なことから口論となり、Aは男をひっぱたく。同じ時、Bもストーカー男ひっぱたく。君の事が知りたいというストーカー男に、Bは自分が売春している現場を見せる。耐えきれなくて、その場を去るストーカー男。仕事とはいえBも虚しさを感じ飛び出す。Bが走り去る横を、Aが新しい男と歩いている。Aの新しい男は一緒にアメリカへ行こうと誘う…。
監督:四ノ宮浩
脚本:小林政広 助監督:岩永敏明、西川憲、小林和仁
撮影:宮田伸二 編集:鈴木歓
出演:高森沙雅子、栗原あさみ、吉川マリ、佐野和弘、菊次郎、吉田靖、池島ゆたか
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